企業がマーケティング活動を行う上で、ニーズを把握することは非常に重要です。サーチニーズ・マーケティングとは、検索エンジン上で検索されているキーワードを、世の中で顕在化しているニーズと捉えるマーケティング理論です。例えば、WEBマーケティングを行う上で重要なSEO対策や、リスティング広告は検索エンジン上のワード＝ニーズという考え方を元にユーザーを自社サイトに誘導しています。

しかし、検索とはそのユーザーが「知っているワード」でなければ、検索することは物理的に不可能となります。そこが検索の限界となるわけですが、世の中には新サービスや新商品、知名度のない企業など、ユーザーが「まだ知らないもの」「検索をすることができないもの」が多く存在します。そういった場合に、どのような手段でユーザーに情報を届けるのか。その解決法を最新の事例とともに紐解きます。

2017年以降、日本市場においてもストリーミング技術を用いたLIVE配信サービスが隆盛してきています。これまでの日本市場はツイキャスやニコ生に見られるいわゆるPC型のサービスが主流となっていましたが、現在ではモバイルLIVE配信アプリは数十以上にものぼるほか、メルカリやLive shopなど、世界最大のECサイトであるアリババなどに倣ったLIVE配信型ECも増えてきています。

グローバルではすでにInstagramにみられる静止画のコミュニケーションから、LIVE配信技術を用いた即時性のあるコミュニケーションに移行しつつあります。
しかし、日本のLIVE配信市場はグローバルに比べ3年程度の遅れがあり、プラットフォーム運営はもちろん、それを媒体として使ったPRやコミュニケーションはうまくいっていないケースがほとんどです。ミナレットではグローバルのLIVE配信サービスに携わった知見から、LIVE配信を用いたプロモーションでやってしまいがちな誤りや、効果的な手法、最新の成功事例などをご紹介します。

企業のSNS担当者が知っておかなければならない基礎と、Facebook、Twitter、Instagramなどの運用のポイント学ぶ講座です。企業のSNSアカウントは、情報発信だけにとどまらず、ユーザーの意見を知ることができたり、直接対話ができる重要なコミュニケーションの場となります。ユーザーとの接点をつくり、エンゲージメントを強化することは、企業のマーケティング活動において欠かせない要素となっています。

しかし、大手代理店による運用は紋切り型のものが多く、いいね数やファン数などの表面的なKPIを達成するだけで、本当にユーザーとの関係が強化されているのかは疑問なケースも少なくありません。基礎を学ぶだけでなく、ユーザーとより深い関係を構築するにはどうすればよいかといった、根本的な課題も事例を踏まえて深堀りしていきます。

マーケティング活動の多くは、営業との連携をすることでより大きな効果を発揮します。しかし、多くの企業ではマーケティングチームと営業チームの連携がとれておらず、単独で動いているケースも少なくありません。特に大企業の場合、他部署との連携は容易ではありません。一方、ベンチャーや中小企業では、マーケティングと営業を兼務しているケースや、中にはマーケティングの部署がない場合もあり、マーケティングが片手間になっているケースもあるようです。

ミナレットではマーケティング戦略を、「戦略」「作戦」「戦術」「兵站」に分け、戦略から実行までを総合的にサポートしてきました。その過程で得てきた、マーケティングと営業が協働するためのノウハウや事例を精度の高いステラトジーのポイントとともに解説します。

企業や事業の成長には、戦略的思考や合理的な思考の他に、競合他社や業者、投資家などとの駆け引きも重要になってきます。ゲーム理論とは、その駆け引きを扱う学問です。世界では日本人は駆け引きが下手、交渉が下手と言われており、本講座ではゲーム理論の考え方を普段の生活に応用することで、案件や物事をスムーズに進めるための手助けとすることを目的としています。

ゲーム理論はミクロ経済学の一分野であり、難しい数式や複雑なモデルを扱う専門性が高い分野です。しかし、本講座では、本質に迫るための考え方のコツやポイントを重視しています。難解な数式は使用せず、わかりやすいストーリーを用いることで、問題の解決力や自社に有利に働く駆け引きの力をつけるためのエッセンスを学びます。